
電子ブックが作れるSigil ePubエディタがePub3に対応!
5年位前にSigilでePubを編集するのエントリーで一度紹介したことがあるのですが、このたびePub3に対応したバージョンがUbuntuHandbookに紹介されていたので少し触ってみました。
Install Sigil ePub Editor 0.9.3 in Ubuntu 15.10
\もしよかったらお願いします。/
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インストール
端末(Ctrl+Alt+T)を開いて以下を入力適用すればOKです。(Terminal~$)
*Ubuntu 15.10対応16.04もすぐ対応するだろう(もうしているっぽい?)とのこと。14.04は未対応です。
sudo add-apt-repository ppa:ubuntuhandbook1/sigil
sudo apt-get update
sudo apt-get install sigil
使ってみる
約5年前に触ったきりなのでまったく覚えていない状態で使ってみたのが冒頭の画像です。ePub3対応なんですが、それ固有の部分は試していませんのでご興味のある方はご自身で確認してみてください。
編集方法
基本的には上に並んでいるアイコン例えば「h2」をクリックすれば見出しになります。画面上部の真ん中辺りの本を開いたアイコンがプレビュー画面で、隣の「<>」で以下のソース画面になります。
CSS
CSSファイルは左ペインの「Styles」右クリックから「空のスタイルシートを追加」で入れることになりますが、GUIで本文と結びつける方法が(ないのかな?)わからなかったので、手動で上記ソースで付け加えました。
CSSは地色とフォントの色の設定しかしませんでしたが、Webの場合と同様に指定していけばいいでしょう。
目次の作成
目次は「ツール」>「目次」>「目次の生成」で以下のように本文から拾って作ってくれます。
設定について
「編集」>「環境設定」>「General Settings」を開くとePubがデフォルトでは「Version 2」となっているので、ePub3を扱いたい場合は「Version 3」にしましょう。
ファイル形式
Sigilで保存したファイルはそのままePubファイルとなります。
さあこれで電子本作ってAmazonで販売しましょう。そのまま通用するのかしらないけど…。
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