
「Shutter」でショートカットを使う設定方法
スクリーンショットを撮るアプリ「Shutter」、結構高機能で使っている人も多いと思いますが、わたしは過去に2回位試してみたところ、いまいちしっくり来なくて結局ず~っとUbuntuデフォルトのスクリーンショットアプリを使ってきました。その理由はこのエントリーのタイトルにもあるように「ショートカットでサクッとスクショが撮れない」という所にあったのですが、最近その設定方法が分かって便利に使えるようになったので、その設定方法をご紹介します。
●Shutterでスクショを取った際の画面。

\もしよかったらお願いします。/
●受取人の欄にmoebuntu★gmail.com(「★」は「@」に置き換える)で寄付(15円〜)できます。
Amazonギフト券(Eメールタイプ)
「Shutter」について
ここではShutterについての細かい使い方は書きませんので、詳しくは編集機能も充実した高機能スクリーン・キャプチャソフト「Shutter」あたりを参考にしてみてください。「Shutter」のインストール
Ubuntuソフトウェアセンターから「Shutter」検索でインストールできます。設定したいショートカット
スクショを撮ったあとの保存など一連の操作のショートカットはデフォルトで備わっているのですが、肝心のスクショを取る時のショートカットが「設定」や「メニュー」を見ても見当たりません。わたしが基本的にやりたいのは「デスクトップ全体」「選択範囲指定」「選択したウィンドウ」によるスクショをショートカットで撮るというものです。ショートカットの設定
上記ショートカットを設定するはUbuntuのシステム側で設定します。Ubuntuの電源アイコンから「システム設定」>「キーボード」を開き「ショートカット」タブに移動すると左ペイン下に「独自のショートカット」という項目があるので、以下のように設定していきます。
追加するには画面下にある「+」ボタンを押します。

すると小画面が現れるので、「名前」と「コマンド」をそれぞれ以下のように入れ、「適用」ボタンを押し閉じます。次に登録された項目「Shutter all」の右側の上記画面でいう「Shift+Ctrl~」をクリックして以下の「ショートカット」(Ctrl+Shift+1)を実際にキーを打ち込むことで登録します。
●「デスクトップ全体」を撮るショートカットの登録
名前:「Shutter all」
コマンド:「shutter -f」
ショートカット:「Ctrl+Shift+1」
同様にして、「選択範囲指定」と「選択したウィンドウ」のショートカットを登録します。

●「選択範囲指定」を撮るショートカットの登録
名前:「Shutter select」
コマンド:「shutter -s」
ショートカット:「Ctrl+Shift+2」

●「選択したウィンドウ」を撮るショートカットの登録
名前:「Shutter window」
コマンド:「shutter -w」
ショートカット:「Ctrl+Shift+3」
【追記】
アクティブなウィンドウは「shutter -a」で撮れるそうです。また、上記コマンド間違っていたのを修正しました。tapaboyさんがコメントにて教えてくれました。ありがとうございました。
これでショートカットの設定が完了です。ここでわたしはショートカットを「Ctrl+Shift+1~3」に割り当てたのですが、スクショの保存のショートカットが元々「Ctrl+Shift+s」なので、スクショを撮って保存するという連続した操作がしやすいんじゃないかということで設定しました。割り当てるショートカットのキーは任意なので、必要に応じて変えてください。
【追記その2】
senopen さんも以前記事化(スクリーンショットShutterのホットキーを設定)されていたそうですので、そちらもご参照ください。
- 関連記事
-
- 各種エディタの萌え化 (2015/12/02)
- マークダウンでブログを書いてみた (2015/11/24)
- 「Shutter」でショートカットを使う設定方法 (2015/06/27)
- UbuntuでGYAO!を視る再び (2015/06/12)
- Ubuntuで圧縮ファイルRARを使う (2015/05/20)