
Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) ログイン画面とそのロック画面の萌え化方法
Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) 用萌え化テーマ完成! で取り上げたログイン画面の萌え化方法は簡易的なもので、システムのアップデートなどでもとに戻ってしまう可能性があるものでした。今回の手順は(ちょっと面倒ですが、)おそらく恒久的な方法となります。それとあわせて、ログイン画面時のロック画面の萌え化方法もご紹介します。ちなみにどちらもやり方自体はUbuntu 17.10のときと同じです。
その他Ubuntu 18.04 LTSの萌え化方法は↓こちらをご覧ください。
デスクトップテーマ、ログイン画面の萌え化
Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) 用萌え化テーマ完成!ログイン画面(GDM)とそのロック画面の萌え化
Ubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) ログイン画面とそのロック画面の萌え化方法起動画面(Plymouth)の萌え化
萌え起動画面(MoePlymouth)アップデート & Ubuntu 18.04 LTS 起動画面の萌え化方法フォントの萌え化
moebuntuサイトのHOW TO MOEBUNTUの「その8 フォントを萌え系のフォントに切り替えます。」を参考にフォントをインストールし、GNOME Tweaks(なければUbunruソフトウェアからインストール)の「フォント」タブから同様に設定できます。
Ubuntu 18.04 LTSのログイン画面(GDM)を萌え化した様子
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[恒久版]ログイン画面の萌え化
下準備
事前にUbuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver) 用萌え化テーマ完成! で MoePinkShell2Themeをダウンロードし、それぞれ所定の位置に入れておく必要があります。ただし今回「ubuntu.css」は使いません。
必要としない作業
- ubuntu.css → /usr/share/gnome-shell/theme/ *既存のファイルと置き換える。
【追記】
ただし、デスクトップの設定で「プライバシー」>「画面ロック」を「オン」にしている場合は、ロック解除画面に影響するので上記操作も必要です。
必要な作業
- MoePinkShell2(フォルダ) → /usr/share/themes/
- ubuntu-logo.png → /usr/share/plymouth/ *既存のファイルと置き換える。
ログイン画面萌え化手順
「G Alternatives[Alternatives Configurator]」(なければUbuntuソフトウェアからインストール)を起動し左ペインから「gdm3.css」を選び、右側の空いているところで右クリックで「新規」を選択します。
警告画面が出るので、「OK」を押します。
ここで以下のように「MoePinkShell2」内の「gnome-shell.css」を指定するように入力し、「Priority」は「50」などにし、「OK」を押します。
- Path:/usr/share/themes/MoePinkShell2/gnome-shell/gnome-shell.css
- Priority:50
新たに登録した上記gnome-shell.cssをラジオボタンで指定し、画面下にある「適用」を押します。
認証画面が出るので管理者のパスワードを入力し、「認証」ボタンを押します。
これで画面下にあった「適用」ボタンがなくなっているのが確認できます。設定は以上です。
再起動すると以下のような萌え化したログイン画面となります。
注意事項
上記の設定でログイン画面自体は恒久的に萌え化されると思いますが、「moebuntu」のロゴはシステムのアップデートによりもとに戻ってしまうかもしれません。その際は再度「 MoePinkShell2Theme」の以下の操作で直ります。
- ubuntu-logo.png → /usr/share/plymouth/ *既存のファイルと置き換える。
お願い
もし「moebuntu」ロゴも恒久的に変える方法をご存知でしたら教えてください。
ログイン画面の背景画像を変更するには
ログイン画面の背景画像は「/MoePinkShell2/gnome-shell/assets/moebuntu_bg.png」にあるので、この「moebuntu_bg.png」をお好きな画像を同名にし差し替えればOKです。もしくは「/MoePinkShell2/gnome-shell/gnome-shell.css」をエディタで開いて「1815行」あたりに「file:///usr/share/themes/MoePinkShell2/gnome-shell/assets/moebuntu_bg.png」があるので使いたい画像の名前とディレクトリを置き換えてください。
*上記操作するには管理者権限が必要です。端末(Ctrl+Alt+T)を開いて sudo nautilus と入力適用してNautilusを開きます。
例えば「ピクチャ」ディレクトリに使いたい画像がある場合以下のような感じになります。使う画像は「PNG」にしてください。
修正したら保存して再起動して確認しましょう。
ログイン画面時のロック画面の萌え化
変更手順
まず以下の「画像変更用セット」をダウンロードします。
画像変更用セット: ダウンロード(Login_LockScreen.tar.xz)
ダウンロードしたら解凍して中身をそれぞれ所定の位置へ入れます(操作には管理者権限が必要です)。
- 「gdm」:ファイルを「/etc/dconf/profile/」へ。
- 「gdm.d/01-screensaver:」:フォルダごと「/etc/dconf/db/」へ。
- 「moebuntu_bg.png」(ハートの背景画像);ファイルを「/usr/share/backgrounds/」へ。
つぎに端末(Ctrl+Alt+T)を開き以下の操作で「Dconf(なければUbuntuソフトウェアからインストール)」をアップデートします。
$ sudo dconf update
これで萌え化したロック画面になります。
違う画像を使いたい場合
「/usr/share/backgrounds/」に画像を入れてファイル名を「moebuntu_bg.png」にするか、「01-screensaver:」ファイルを開いて「moebuntu_bg.png」の名前を使いたい画像のファイル名に置き換えればOKです(操作には管理者権限が必要です)。「$ sudo dconf update」をしたあとから変えた場合は下記「再度画像を変える場合」の手順を取ってください。
再度画像を変える場合
*再度画像を変える際は注意が必要です。上記「/opt/corp/background.jpg」の画像を変えてDconfをアップデートしても変わらないようです。
以下の手順で変更できます。
- 「01-screensaver:」一度を削除(もしくはどこかに移動して取っておく)。
- 一度Dconfをアップデートします。
- 再度「01-screensaver:」を用意し、新たに使いたい画像のファイルを指定し直す。
- もう一度Dconfをアップデートします。
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