Mozcの辞書を強化する方法 その3

★画像アップ先の不調により、過去のエントリーで画像が見られないものが多数あります。もし画像の見たいものがありましたらご連絡いただければ復活するようにします。

2年近く前にMozcの辞書を強化する方法 その2のエントリーで、Mozc UT Dictionary(←サイト消失)の導入方法を取り上げたのですが、わたし自身Ubuntuを16.10にアップデートしたあと、辞書の有効性を確認する意味も含めて「Mozc UT Dictionary」を導入せずにここまで来ました。で、その結果「Mozc UT Dictionary」をまた導入したい衝動にかられたので、上記サイトに行ったところ…「サイトが無くなっている!」ということに気が付き、いろいろ探したところ、ありました! Ubuntu 16.10でibus-mozcを使用するの中で取り上げられていました。


【追記】
コメントにて「Mozc UT Dictionary」は「Mozc UT2 Dictionary」と名前を変えて存在していることを教えていただきました。

●強化辞書ファイル群 Mozc UT
Mozc UT


導入手順


導入手順はUbuntu 16.10でibus-mozcを使用するに書かれている方法でインストールできました。ちなみにわたしはUbuntu 16.04(実機)にて行いました。で、話は終わるところですが、一応初心者でもわかるように補足したいと思います。


作業について


強化辞書をMozc内部に組み込み、既存のMozcと入れ替える必要があるため、ビルド(コンパイル)してインストールという作業が伴います。


強化辞書ファイル群「Mozc UT」の入手


上記Mozc UTから「mozc-2.18.2598.102+dfsg-1~ut2-20161121.tgz」(2016年12月現在)をダウンロードします。


作業の準備


ダウンロードした「mozc-2.18.2598.102+dfsg-1~ut2-20161121.tgz」をマウス右クリックから「ここに展開する」で解凍し、そのフォルダ「mozc-2.18.2598.102+dfsg-1~ut2-20161121」を作業しやすいように自身の「ホーム」に移動します。


*ホームへの移動は必須ではありません。


つぎに端末(Ctrl+Alt+T)を開いて「mozc-2.18.2598.102+dfsg-1~ut2-20161121」フォルダに移動します。以下を入力適用すればOKです。(Terminal~$)


cd mozc-*/

Mozc UT


あとはこの中で作業することになります。


ソースを修正


詳しくはわかりませんが、書かれたとおりに以下をコピペして適用します。


sed -i s/'const bool kActivatedOnLaunch = false;'/'const bool kActivatedOnLaunch = true;'/g mut/src/unix/ibus/property_handler.cc

ビルドに必要なパッケージをインストール


ビルドするのに必要なパッケージをインストールします。何も考えずに以下をコピペして適用します。


*管理者権限のパスワードを求められるので自身のアカウントのパスワードを入力します。


sudo apt-get install -y clang libdbus-1-dev libglib2.0-dev libgtk2.0-dev subversion tegaki-zinnia-japanese debhelper libibus-1.0-dev build-essential libssl-dev libxcb-xfixes0-dev python-dev gyp protobuf-compiler libqt4-dev libuim-dev libzinnia-dev fcitx-libs-dev devscripts ninja-build

これで下準備完了です。


ビルドの開始


ここから本番のビルドをします。以下をコピペして適用します。マシンスペックによりますが、それなりに時間かかります。


sudo ./build_mozc_plus_utdict

エラーなどがでなければ成功です。↓こんな感じのDebファイルが出来ていると思います。


Mozc UT


ビルドが終了したらビルドに使ったパッケージを削除


必要の無くなったパッケージを削除します。以下をコピペして適用します。


tail -n 5 /var/log/apt/history.log | grep Install: | sed -e s/"Install: "// | sed -e s/", automatic"//g | sed -e s/"), "/"\n"/g | sed -e s/" (.*$DOCUMENT_CONTENTquot;/""/g | tr '\n' ' ' | xargs sudo apt-get remove -y

「Mozc UT」をインストール


ビルドした「Mozc UT」パッケージをインストールします。以下をコピペして適用します。


sudo apt install ./mozc-*.deb ./fcitx-mozc_*.deb ./ibus-mozc_*.deb

これで完了です。マシンを再起動すれば使えるようになります。moebuntu仕様にしている人はアイコン類が元に戻っているはずなので再度差し替えましょう。

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テーマ : Linux
ジャンル : コンピュータ

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No title

Mozc UT は Mozc UT2 と名前が変わって、
ページのアドレスも変更されたようですね。

Mozc UT2 Dictionary
http://www.geocities.jp/ep3797/mozc-ut2.html

Re: No title

通りすがer さん、情報ありがとうございます。

ちゃんと存在していたんですね。
追記しておきたいと思います。



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